2011年7月12日火曜日

統計学的仮説検定における有意性の無意味さ

今日読んだ論文:Johnson, D. H. (1999). The insignificance of statistical significance testing. Journal of Wildlife Management, 63 (3), 763-772.
日本の友人に紹介されて知りました。仮説検定についての基礎的なことや統計分析を使用する際、結果を解釈する際に当たっての留意点もよくまとまっていると同時に、統計学的手法に関する疑問を投げかけている論文です。
生態学の学術誌に掲載された論文ですが、心理学・言語学など心理学的実験手法や統計的検定を非常によく使う人文科学分野の方にとってもこの論文から得ることは大変多いのではないかと思います。統計的手法の使い方についてはよく議論の的になりますし、特に言語学の論文では心理学の論文に比べ、統計の部分が非常に弱い研究がよく目につきますから。
非常に読みやすく書かれており、基礎的な統計の知識があれば理解できるので、将来、方法論や統計学を教える機会があれば、学生に是非読ませたいですね。

原文が読みたい方は題名でGoogle検索すると簡単に見つかります。
また、国立環境研究所の竹中明夫博士のページに日本語での抄録がまとめてあります。
http://takenaka-akio.cool.ne.jp/etc/stat_test/

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